屋外でイルミネーションを飾る際に気を付けなければならないのが防水対策です。防水を怠るとイルミネーションが壊れたり、漏電をおこしたりして危険です。思わぬ事故にならないよう、取り扱いには十分注意が必要です。
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屋外用コンセントを使用する |
- 電源は家の外壁やベランダなどに設置されている屋外用防水コンセントから取ります。
- 屋外用コンセントがない場合は室内から延長コードを使用するか、屋外用防水コンセントを増設します。増設する場合は専門の電気工事業者にご相談ください。
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防雨型イルミネーションを使用する |
- イルミネーションには防雨型ライトと室内用ライトがあります。室内用ライトは防水性がありませんので屋外や湿気の多いところでのご使用はできません。
- 防雨型ライトは雨水に耐えられる防雨性がありますので室内でも屋外でも使用できますが、水中でのご使用はできません。
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コードや接続部分を防水処理する |
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【接続部分の防水処理】 赤枠の範囲にビニールテープや自己融着テープなどを3周以上しっかりと巻きつけます。 |
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コントローラーを防水する |
- 防雨型のイルミネーションであってもコントローラーは防水仕様ではありませんので必ず防水・保護してください。
- 水中や土中に埋めたり、直接地面に置いたり、水のたまる場所などには置かず、できるだけ軒下などの雨の当たらない場所に置きます。
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- コントローラーを丈夫なビニール袋などに入れてタイストラップなどで口をしっかりと閉じます。
- 閉じた口が下向きになるように設置し水がはいらないようにします。
- できるだけ雨の当たらない場所に置き、風などで動かないようにしっかりと固定します。
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そのほかの注意点 |
- 人や車の通る場所はケーブルやコードを踏んで傷つけたり、つまづいたりする原因になるのでそういう場所は避けてケーブルやコードを這わせてください。
- 2m以上宙吊りする場合は、設置するところにワイヤーを張ってそれに這わせるように設置してください。ワイヤーと電飾を30cm間隔で固定するのがおすすめです。特にカーテンライトやドレープライトは長く垂れ下がるので、そのまま下げて飾ると自重で中の電線が切れてしまうときがあります。また、風にあおられて絡まったり、衝撃で球切れを起こすこともあります。ワイヤーに固定して設置すれば、線もきれいになり、電飾自体の持ちも良くなります。
- 壁面や塀に取付ける場合、風雨によるライトの破損が想定されます。風雨の強いときは壁面や塀への取付けは避けてください。
- 特に屋外使用の場合、雨水や紫外線等の影響で商品は劣化します。定期的にコード部分の消耗具合を確認し、長期使用は避けてください。
- 装飾用電灯の配線工事は、電気工事または配線を行う行為に該当いたしますので、必ず電気工事士の有資格者が行ってください。
- 夜遅くまでイルミネーションを点灯しているとご近所迷惑になってしまいます。タイマーなどを使用して電源の切り忘れに注意しましょう。
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